産後の体型をインターネット上で
多くの人々に批判されことがきっかけで始まった想い

2019年

当時妊娠中だった私は、夫である菊池雄星をサポートするために渡米。
初めての海外生活が始まります。
アメリカでの生活環境を整え、言語や文化を学び、チームの奥様会への参加、
チャリティ活動など、メジャーリーガーへのサポートは多岐に渡ります。
頼れる人もいない中で育児に奮闘し、ワンオペで苦しい時も夫を献身的に支え、
どんなときも夫とチームを応援し続けました。

2021年

夫はオールスターに選出され、家族でオールスターゲームの会場・コロラドへ。
世界中から注目されたレッドカーペット。
その様子はアメリカのみならず日本でも数多くのニュースに取り上げられました。

祝福のメッセージが寄せられた一方、私の産後の体型に対し、
インターネット上には数千件以上の批判の声が書き込まれたのです。
誹謗中傷メッセージは私の元にも届き、それは弁護士へ対応を
求めなければならないほどのものでした。

今まで自分のことを後回しにして、家族みんなの幸せを願うことに必死だった私は
シアトルに戻ってすぐ当時2歳の子供を抱えて泣きながらエステに駆け込みました。

そんな私にエステティシャンは次のように声を掛けてくれました。
「妊娠、出産、それは命懸け。あなたはありのままで十分美しいの。
インターネット上の人々の声によってあなたの心を痛めないでー。」

私はその言葉に励まされ、体型に対する日米の考え方の違いを
目の当たりにしたと同時に、自分を大切にすることを
決して忘れてはいけないのだと気付いたのです。

エステは自分への特別なご褒美にして、私は日常的にトレーニングを開始しました。
それは肉体改造だけでなく、メンタルにも良い影響を与え、
結婚後に取得した栄養の資格も手伝い、私は徐々に自信を取り戻しました。

2024年

アメリカで学んだ”健康的に美しく”をモットーに独自のTシャツワンピースを制作。
徐々にそれがファンの間で話題になり、ブランド化。The Ruby’sが誕生しました。

The Ruby’sはBeauty &wellnessをコンセプトに、
オンラインサイトでの商品販売、トレーニングイベントなど、
私の経験から生まれた新しいライフスタイルを皆さまにご提案します。